話題のピーラー「貝印 select 100 DH-3000」を検証してみた!


合羽橋に買い出しに行くと必ず寄るお店「飯田屋」。そこはアイディア商品を多く揃えるキッチンツールの専門店。その「飯田屋」のレジ横に「2015年 ナンバーワン ピーラー」というポップと共に、シンプルなデザインのピーラー「貝印 select 100 DH-3000」が並んでいて、いつも気になっていました。手元に現役のピーラーが二つあったので、その歯がナメったら購入してみようと思っておりまして、ついにその日が来たのです。


今回このピーラーが挑むのはリンゴ、柚子、レモン、里芋、強敵少し柔らかくなったトマトです。論より証拠という事で、早速取りかかります(太陽光と蛍光灯の光が混じって写真の色が狂っていますが気にしないで下さい)。


リンゴはするっとむけました。切れ味は滑らかです。


けっこう薄くむけています。


次に柚子は白い甘皮をほとんど残さずにむけました。


レモンは甘皮が少し残る


里芋はひっかかりを感じないぐらいスルッと


流石に少し柔らかくなったトマトには負けました


全部並べてみるとこんな具合になりました。少しは参考になったでしょうか。今回は二本購入して両方で試しましたが、切れ味に違いを感じなかったので、個体差は気にしなくても良いレベルかもしれません。

以下 追記 2016 12/16

この投稿を読んでくれた友人から「結局あのピーラーどうなの?」と言われて気付きました。お勧めなのかそうではないのかを言及していなかった。確かに最後に柔らかいトマトの失敗で終わっていますし、「結局どうなのよ感」が残ってしまったようです。

そこで、投稿してから一週間ぐらい使ってみたので、追加レビューを書いておきます。

私は数多くのピーラーを試していないので完全に主観で言いますが、このピーラーの切れ味はかなり鋭いと思います。里芋やジャガイモをピールすると、曲面的に切断された断面が滑らかで、光を強く反射します。ですのでこのピーラーで丸裸になった根菜達は煮崩れしにくい。さらに芽取りも怪我をしないぎりぎりまで薄く仕上がっており、使い勝手がよいです。

写真で野菜のほぼ正面から刃を当てていますが、使ううちに刃はやや右奥から当てるとキレイにピールできることが解りました(右利き的見解)。器具全てが金属でできているのも衛生的で良いかと思います。¥1,000前後でこのような優秀な調理器具が買えるのは奇跡としか言いようがありません。ぜひぜひお試し下さい。



#ピーラーレビュー